メシヤ教 岡山支部

A-2、現代農法の誤謬






食と農



「自然農法」について



A、総 論           A-2、現代農法の誤謬




      「農耕者の迷信に就て」

 左の報告を読んでみると、従来の農耕迷信が、仲々抜け切らな
事をよく物語っている。其根本は何といっても、自然を無視し
たがる事
である。というのは水田の水分が多いとか少ないとか、
色々な事を心配する為、余計な事をして、反って成績を悪くする
のである。というのは今迄の人間の考え方は殆んど近視眼的で、
深い処が分らないから、失敗の原因を作る
のである。それが科学
文明の通弊
でもあるから、何よりも其点に気が付かねばならな
い。処が
自然農法の原理は、実際と游離したものではなく、実
際と抱合っている
のであるから、驚異的成果を得るのである。全
科学以上の科学といってもいいのである。

 次に厩肥(きゅうひ)の事もかいてあるが、厩肥と雖も無論土を汚
し、弱らすもの
であるから、それだけ成績が悪いに決っている。
としたら
自然農法の原理は飽迄土を尊び、土を愛し、汚さないよ
うにする事
である。そうすれば土は満足し、喜んで活動するのは
当然である。人間でいえば障害を受けないから溌剌たる健康者と
なるようなものである。それが分らないから、不浄不潔なものを
無暗にブッ掛けるので土は弱って了い、病人となるから害虫が湧
いても殺す力がない。之が不作の原因の一つ
である。というよう
に今迄の人間の愚かさは、言うべき言葉はないのである。


 次にいつも聞く事だが、最初の内は有肥の田よりも見劣りがす
るので心配するが、之は肥毒が残っているからで、
種子にも
肥毒が抜け次第有肥田とは比べものにならない程、青々と立派
に成育する
のである。然しそうなるにはどうしても四五年は掛か
るから、其心算で辛抱する事である。次に近来各地に於て病虫害
の発生
が益々酷くなるばかりだが、之も肥料の為であるに拘わら
ず、反って消毒薬などを用いるので、之が又土を弱めるから、病
虫害発生に拍車をかけるようなものである。此様に人間の無知を
神は憐れみ給い、
自然農法こそ本当のやり方である事を、本教を
通じて宣示され給う
のである。 
        (「農耕者の迷信に就て」栄163号  昭和27年7月2日)









inserted by FC2 system