メシヤ教 岡山支部

2-2、不作の原因






食と農



「自然農法」について



A、総 論           A-2-2、不作の原因




     「米不作の原因」

(前略)何故米がそんなに穫れないかといふと、之には実に想像も
つかない処に原因があるのであります。といふのは皆さん、驚い
てはいけません。
其原因とは、農業の生命としてゐる人肥、金
肥、即ち人為肥料を施す為
なので、つまり此肥料によって土を殺
して了ふ
のであります。元来土は肥料の塊りといってもいい位の
ものであるから、
土を生かさなければいけないので、それには堆
肥だけで他の不純物は一切やらないやうに
する。そうすれば土自
体の力が十分発揮される
ので、自然栽培を五ケ年続ければ、驚く
勿れ五割
増産は確実であります。とすれば、六千万石の五割増は
九千万石であり、日本人が鱈腹(タラフク)食っても尚余る位であるか
ら、あべこべに輸出先を心配するやうになるでせう。斯うなれば
農民諸君は福々で、購買力も増へるから中小商工業者も潤ひ、不
景気風など吹ッ飛んで了ふでありませう。(後略)

                (「舌に代えて」昭和26年)



    「不作の原因は肥料の為」

 農業の事を一寸かきましたが、新聞なんかでも、今年は平年作
一寸難しいだろう。兎に角年々減産の傾向があるですね。処が農
地改良とか――色んな事をやつているが年々減る傾向だ。之は肥
ですね。肥料の為と言う事は分りきつている。

 そこで近頃、米国が主ですけれど、学者が色々研究した結果化学
肥料が悪い
と言う事が分つて来て、かなり多くの学者や実験家が
そう言う説を唱えて来た。そう言う色々な研究を松井さんと言う
人が調べて来て、今度一冊の本にして――小さい本ですが――出
版しようと思うが、大いに農村に配る様にする。大体日本人は、
西洋で始めたものなら何でも良いと言う----一種の迷信ですね肥料
なんかも。農民と雖も、外国で唱え出したものは信用すると言う
ので、相当効果があると思います。

              (御教え集1号  昭和26年8月8日)



   「化学肥料(硫安)で
           態々穫れなくしている」

(前略)何としても農業問題ですね。食糧問題――之を解決しなけ
ればしようがないですね。今年なんか、
硫安相場が千円と言う
んですね。去年で、一番高い時が八百五十円でしたが、大抵普通
七百円台でしたがね。それが今年は千円で、まだ上がると言うん
ですからね。どうしても千百円になるだろうと言つてます。それ
も良いが、
それを買つて態々穫れなくするんですからね。馬鹿と
言う言葉じや、ぴつたりしないですが、それ以上の言葉がないで
すからね。馬鹿の馬鹿と言うよりないですね。全く見ては居られ
ないですね。どうして人間が無智蒙昧になつたかと思つてね。全
く文化的野蕃人ですね。だから、どうしても知らせなければなら
ない。(後略)        
 (御教え集6号  昭和27年1月25日)



     「化学肥料の害」

(前略)自然農法は日本ばかりでなく、むしろ世界的の救いになる
けです。全く人間の考えというものは非常に浅いものです。やっ
ぱり
硫安などをやると、一時何年間か非常に良く出来るので、す
っかり惚れ込んでしまうのです。ところがそうしているうちに、

だんだんとれなくなるのです。それで、とれなくなった事に気が
付かないで、最初の一時良くなった事がすっかり頭にしみ込んで
いるのです。丁度麻薬と同じ事です。最初は美人なので惚れてい
るうちに、それがカサッかきになっても、それに気が付かないと
いうわけです。(後略)   
 (御教え集19号  昭和28年2月25日)










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